平成ガメラ三部作の金子修介監督によるゴジラ。
初代ゴジラ以来ゴジラの出現していない世界に、太平洋戦争の戦死者の残留思念の塊であるゴジラが襲来。護国三聖獣、バラゴン・モスラ・キングギドラが「国」を護る為に復活する、というストーリー。
ゴジラが強すぎる。いや、良い意味で。
未だかつてこんなに強いゴジラは観たことが無いというくらいに強い。
口から吐く放射熱線は出る直前に空気を震わせ、キノコ雲を生じさせるし、騙し討ちも平気でやる。しかも通常兵器は全く効かない。
強すぎて、マジでカッコいい。
立ち向かう護国三聖獣たちも身を挺して戦う姿がカッコいい。
特にモスラには惚れた。
しかも怪獣同士のアクションはスピーディーで映像すらもカッコいい。
防衛軍の人たちも、いつも以上に漢な感じでカッコいい。
つーか、人間たちもカッコいい台詞を結構吐く。
要は日本の怪獣映画に求められるカッコいい要素が素晴らしいほどに上手く表現できている。
さすがは金子監督。
金子監督と言えば『ガメラ』で見せた怪獣被害者たちの描写。
ゴジラでも遺憾なく発揮されていて「怨霊」だの「護国三聖獣」だの言っている世界なのに、いつものゴジラ映画よりもはるかに現実感がある。
さらに、いつもなら放ったらかしの「破壊されたもの」(撃ち落とされた飛行機とか)がさらに二次災害を起こすところを見せることで、その物にゴジラの強さを投影してよりカッコ良く見せることに成功している。
ゴジラと言えば、おなじみのテーマ曲だけど作中では一切流れず、ガメラ三部作っぽい音楽が使われている。ちょっと寂しく感じるけど、これも現実感、力強さを増すのに一役買ってた様に思う。
主人公親子が滑舌悪かったのが珠に傷だけど、近年稀に見る最高に燃える怪獣映画だった。
シネマフロンティアで観てきた。
永井豪原作マンガを『エヴァ』の庵野秀明が実写化。
アニメと実写の融合とか言ってるけど、
映像表現的には特撮+デジタル合成って感じがした。
キャラクター、ストーリー展開、全てがマンガチックかつ特撮チックで俺的には結構ツボ。
ほぼ全編ニヤつきながら観てしまった。
#いや、変態じゃないよ、断じて。
特撮モノ好きとか、バカ映画好きには面白いんじゃなかろうか。
俺は面白かった。
北極に眠る巨大な亀が核兵器を積んだ戦闘機の墜落によって甦る、
というストーリー。
すごく面白い。
大映スタッフの「ゴジラ」への対抗意識と言うか、
「ゴジラより凄いモノ造ってやるぞ!」てな心意気がビシバシ伝わってくる。
煙を吐き、ゆったり歩く、核の被害者・ゴジラに比べて
激しい炎を吐き、炎で空を飛ぶ、核の効かないガメラは、
クローズアップとロングショットを巧みに使い分けた演出も相まってカッコいい。
ガメラの特性を巧く使ったストーリーも面白い。
ガメラ、名前だけダサいよ…。
実は今帰省している。
帰省先の富山では、今朝未明、「モスラ対ゴジラ」が放映された。
アバレンジャーはTV版と同様コメディータッチでおバカなやっつけストーリーだった。しかも40分弱。映画の意味あるのか???
でも意外とアバレンジャーが終わったら帰っていくお子さまたち多数。
さて、肝心の555。エグくて面白かった(笑)。
人間の汚さがテーマだったのかな?差別とか。
途中で帰っていくお子さまたち多数。
確かにTV版とのパラレルワールドなストーリーはお子さまも混乱するよなー。
まあ、お子さまは2時間堪えられないってのもあるか。
なんにせよ、この2本の抱き合わせは良くない気がする。
昨夜、仮面ライダー555(ファイズ)の主役の半田健人さん(以下たっくん)がさんま御殿に出演してた。
仮面ライダー555は今はまってるドラマで、まだ1度しか見逃した事が無かったりする。
この番組、実は子供向けヒーローと言うより海外ドラマなんかでよくあるSFドラマだったりすると思ったり。とにかく面白い。
で、この仮面ライダーの映画版が公開するのでたっくんがさんま御殿に狩り出されたようだ。
しかし!彼は最初の紹介で喋ったあと、ずーっとにこやかな笑顔を浮かべながら他の出演者の話を聞いているだけで発言は無し。
某劇団の某座長みたいだ(笑)。
たっくんが出てるから見てたのに。しかも唯一の発言は見逃しちまったし。
つーか、あとから怒られるんだろーな、たっくん。かわいそ。
まあ、新人だし仕方ないか。これからも応援してあげよう。